青黄赤ハチマキ(実行委員長)
祭りの統括最高責任者。
青黄ハチマキ(副実行委員長)
東西南北のそれぞれの組の責任者であり実行委員長を補佐する。
黄ハチマキ(世話人、各町内の古老)
祭りが円滑に行われるよう、昼食やお神酒の準備をはじめ諸々の世話をし、夜間巡幸の際は各町名入りの提灯をもって道案内をします。
又昔は道幅が狭く、合戦時に荒神輿や団車が店先に突っ込んだり、屋根瓦を壊したりした際、黄ハチマキがお詫びに行っていたそうです。
黄赤ハチマキ(喧嘩大将)
赤ハチマキの最高責任者で、荒神輿・団車より、各正1名、副2名の計6名に与えられます。巡幸時は、紋の入った旗により進路を指示し合戦時は、合戦のタイミングを計り指揮をします。
赤ハチマキ(合戦や巡幸時の責任者)
荒神輿・団車の縄掛けの指揮をしたり、合戦の先頭に立ち円滑で安全な合戦の指導を行い、神社に納めた後、翌日の準備等をします。若手のリーダー的存在です。
緑ハチマキ(救護班)
出番町内の医師等から編成され、怪我人が有った場合の応急処置や病院救急車の手配をします。
豆しぼり(担ぎ手)
荒神輿・団車の担ぎ手でトンテントン祭りの重要な戦力です。
白赤ハチマキ(笛 待 ち・ロープ・警備係)
合戦実施時のロープ内外の警備。
合戦時に荒神輿・団車のそばに位置し、怪我人の有無を確認する。
もし怪我人が有る場合は笛を吹き、喧嘩大将、太鼓打ちに知らせる役目を持っています。
紫ハチマキ(統括世話人)
黄ハチマキの統括責任者で、祭り本部や警察等との連絡を取り、祭りの円滑な進行をはかります。
※現在はありません
えんじハチマキ(本部理事)
四つの出番町を中心に30名の祭りの熟練者で構成されています。
年間を通し、トンテントン祭りの教育・宣伝・発展を検討する「奉賛会」の本部理事です。
※現在はありません
「花」は当年の出番町以外の人が、出番町の人に送る御祝儀となります。日本舞踊の発表会等での「花」と同じ意味と言えます。
担ぎ手は背中に数枚つけますが、残りは笹につけ自宅の軒先に立てます。
祭り期間中に出番町地区を歩くと、「花笹」で飾られた街並みが見られます。
現在では、お祭りに着る衣裳として認識されています。半纏は、半天・袢纏・袢天とも標記されます。江戸時代には「十徳(じっとく)」という呼び名もあったようです。「法被」は江戸で使われだした呼び名で、半纏は職人さんが着る仕事半纏や町火消しが着る火消し半纏を意味しています。
法被は、着物の半分の長さで、一番上に纏う物という意味があります。丈長く、脇あき、広裾、袖長く、胸紐あり、襟を反してして着るのが特徴的です。「お祭り事」や「お祝い事」のイメージが強い衣装である法被。法被の種類は、全国各地域の文化や伝統などによって、色・形さまざまです。
そんな法被には、お祭りの象徴としてだけでなく、わくわくするような感覚、楽しげな雰囲気、その場を盛り上げる効果など、法被を着る事で、心意気までもが変わってきます。最近では、販売促進の衣装として見かける場面も多くなっています。
法被を着るということによって、さらに連帯感が深まり、同じ目標に向かう仲間が一体となることができるのです。
トンテントンの合戦組では、地区で別に分かれていて、東西南北の4種類法被があります。